クラスタ内のインスタンスを管理するには#

クラスタのセットアップでは、各インスタンスはどれかのクラスタメンバー上で稼働します。 どのクラスタメンバーからでも各インスタンスを操作できるので、インスタンスが配置されているクラスタメンバーにログオンする必要はありません。

特定のクラスタメンバー上でインスタンスを起動する#

インスタンスを起動する際、特定のクラスタメンバー上で稼働するようにターゲットできます。 これはどのクラスタメンバーからでも実行できます。

例えば、c1 という名前のインスタンスを server2 クラスタメンバー上で起動するには、以下のコマンドを使用します。

lxc launch images:ubuntu/22.04 c1 --target server2

インスタンスを特定のクラスタメンバーあるいは特定の クラスタグループ 上で実行できます。

ターゲットを指定しなかった場合、インスタンスはクラスタメンバーに自動的に割り当てられます。 詳細はインスタンスの自動配置を参照してください。

インスタンスの配置を確認する#

インスタンスがどのメンバーに配置されているかを確認するには、クラスタ内の全てのインスタンス一覧を表示します。

lxc list

location カラムに各インスタンスが稼働しているメンバーが表示されます。

インスタンスを移動する#

既存のインスタンスを他のクラスタメンバーに移動できます。 例えば、 c1 インスタンスを server1 クラスタメンバーに移動するには以下のコマンドを使用します。

lxc stop c1
lxc move c1 --target server1
lxc start c1

詳細は サーバー間で既存の LXD インスタンスを移動するには を参照してください。