LXDウェブUIへのアクセス方法#

注釈

LXD 5.14から、LXDウェブUIはLXDのsnapパッケージに同梱され利用できるようになりました。

ソースコードはLXD-UIのGitHubレポジトリを参照してください。

LXDウェブUIのインスタンスのグラフィカルコンソール

LXDウェブUIは、LXDサーバーとインスタンスを管理するためのグラフィカルインターフェースを提供します。 現在、初期段階にありまだ全機能を提供していませんが、最終的にはLXDコマンドラインクライアントの代替となるでしょう。

以下の手順を完了してLXDウェブUIにアクセスします:

  1. snapパッケージ内でUIを有効にします。

    snap set lxd ui.enable=true
    snap restart --reload lxd
    
  2. LXDサーバーがネットワークに公開されていることを確認します。 サーバーは初期化中に公開させることができるか、それ以降にサーバー設定オプションのcore.https_addressを設定することで公開させることができます。

  3. サーバーアドレス(例:https://192.0.2.10:8443)を入力して、ブラウザからUIにアクセスします。

    セキュアなTLS サーバー証明書を設定していない場合、LXDは自己署名証明書を使用し、ブラウザにセキュリティ警告が表示されます。 ブラウザの機能を使用して、セキュリティ警告が出ても続行してください。

    Chromeでのセキュリティ警告の例

  4. UI内で提示される手順に従って、UIクライアントがLXDサーバーと認証するために必要な証明書を設定します。 これらの手順には、証明書のセットの作成、プライベートキーのブラウザへの追加、公開キーのサーバーのトラストストアへの追加が含まれます。

    詳細についてはリモートAPI認証を参照してください。

    UIの証明書設定の手順

証明書の設定が完了したら、インスタンスの作成、プロファイルの編集、またはサーバーの設定を開始できます。